トップページ>コラム・日記>ちょっくら自分の事を

2012.7.20 ちょっくら自分の事を

ある時から僕自身の事についての質問メールが多く、
YouTube動画やメルマガでちょろちょろっと書いたりしてきたのですけれど

まぁこういったプロフィール的な事をコラムに書いても
良いんじゃないかなぁと思ったので書いてみます。

最近更新が滞ってるからその解消って意味もあるのですが(笑)。


未だに多いのが「専門学校や教室に通っていたのですか??」という質問。
自分でプロフィール書かなきゃいけない時とかは割と「独学」をアピールしているつもりなのですが
やっぱりあんまり浸透はしないみたいですね(笑)。

結論から言うと、専門学校も行ってないし教室に通った事もないし、
誰かに師事した事もありませんし、強いて言うなら教則本と教則DVDです。

学歴は偏差値中の下の高卒でありまして、友達が専門学校に進学する中
「俺は色々あって学校に行けないけれど、学校行った奴よりもうまくなってやるぜ。」
と、謎の反骨精神に燃えてた事があったりなかったり。

環境っていうのも確かに大事ですけれど、今思えば要はやる気なんですよね〜。
当時専門学校行った友達で未だに音楽やってる人なんて1割も満たないんじゃないかしら。


あと「音楽理論は何処から学んだのですか??」というのも多いのですが
これは楽典という音楽辞典みたいな参考書がありまして、この一冊が僕の知識のほとんどです。

終始わかりにくい口調で書いてあるのでとっても読みにくいのですが
ギターを始めて4年目の高校一年生の頃に気合で理解をしました。

でも理解し終わった後に本当に実感したのは、

「音楽理論を勉強する目的は音楽を高める上での音楽理論の必要性に気付くため。
そして音楽を高める上での音楽理論の必要性というのはほぼ0に近い。」

って事だった気がします。

深いような深くないような話ですけれど、
理由を知ると、理由を知らなくてもよかった事だと実感する、そんな感じでしょうか。

僕の事を少しでも知っている人はなんとなく気付いているかも知れませんが
僕は音楽理論に全く重要性を感じていません。

理論を知らなくても誰でも素晴らしいギターが弾けるよ。


あと「どうやってギター講師になったんですか??」っていう質問。

これは本当に単なる幸運でありまして、アフタービートという楽器店が出来たときに
「そういえばギター教室やろうと思ってるんだけど講師やらない??」と
店長さんに声を掛けていただいたからに他なりません。

そこからのほほんとやりたい事やってたら現在に至りました(笑)。


「講師じゃなくても音楽関係の仕事に就きたいです。」という相談もよくありますね。
ザックリ言ってしまうと「辞めた方がいい」に尽きます。

なんでかというと「お金にならないから」、そして「仕事がないから」です。
ただでさえ仕事量が少なくなっているのに希望者が多ければ
もちろん賃金も安くなって条件も悪くなり、環境も苛酷になるのは当たり前ですが、
音楽業界全般にわたって今この状況の真っ最中です。

まぁこれは音楽業界に限った事ではないとは思いますけれど、
誰にでも手放しでススメられる事ではありません。

やる気がめっちゃあって「やりがい」を感じられるのならこの限りではないのは
もちろん当たり前のことですが一応ここにおことわりをしておきます。

本気でやる気があるならどんどんやっちゃいましょう、
生半可な覚悟ならとっとと趣味路線に切り替えましょう。



ん、気が付けばよく頂く質問の回答集になっているなぁ(笑)。
ちょっと話を戻したいトコロですけれど、大分長くなってきたのでまた今度にしましょう。

近いうちにまた続きを書きますのでお楽しみに。うふふ。



メニューへ戻る