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〜1ヶ月で脱初心者!!〜
現役ギター講師が教えるギター練習法!

■□■□■□■□■□第82号:毎週月・木曜日配信
2010.9.9
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:本日の目次:
0.しょーもない雑談
1.ダイアトニック・コード
2.練習問題
3.次回予告と最後に
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こんにちは、瀧澤です。
突然ですがお知らせが3つ程。


いち!!
メルマガのバックナンバーを更新しました。

最近メルマガに登録して頂いた方。
過去に僕が皆さんに送りつけた
スパムメールが羅列されているので
面白そうなのがありましたら
是非ご覧下さい。

一時配信を中止した、コトのテンマツも
そのままUPしています。

ちょっと気が病んでいるワタシを
嘲笑して頂ければコレ幸いです(笑)。

携帯の方はコチラ
http://takizawa.zz.tc/back

PCからご覧の方はコチラです
http://takizawaguitar.com/mail/back/



に!!

メルマガ復活して早速なんですけれど
配信頻度を増やしても良いですか??

7月まで週に3回も配信をしていて
「そんなにメルマガいらねーよ!!」って
言われていたワタシですけれど

「もっと言いたい事があんねん!!」って事で
来週から月、水、金、配信にしたいと思います。

というか

先月までずっと水曜日の配信は「一問一答」という企画で
メルマガ読者さんから頂いた質問を取り上げて
それに回答をする、ってやってたんですよ。

今でも色々と質問のメールを頂くので
是非企画を復活させたいな、なんて。

もしコレをご覧頂いているあなたにも
「あれ聞きたいな」とか「これわかんないな」とか
日常の疑問がありましたら
お気軽にメールをしてみて下さい。

ギターの話はもちろん、
ベース、ドラムの話や料理の話、
恋愛相談でも何でもOKです。

とりあえずメールしてみて下さい(笑)。


さん!!

「どうすればギター講師になれますか。」
「音楽関係の仕事につきたいのですが・・。」
「ギターでご飯食べるにはどうしたらいいですか。」
「瀧澤さんはどういう流れで今の立場になったのですか。」

といった質問を以前からよく頂きます。

僕自身が何故ギターを弾かなきゃいけないのか、
というトコロまで話が遡ってしまうので
なかなかメールでは説明が難しいのですけれど

ふと、セミナーとかやってみようかと思いました。

もし新宿近辺で参加費3000円くらいで
僕がセミナーをやりますって言ったら
どなたか興味がありますか??

軽くセミナーホールの値段とか調べてみたトコロ、
30人くらい希望する方がいてくだされば
実現出来る話だなと思いました。

「ギターのスキルアップ」という話をするには
機材を持ち込まなければいけないので
今回は難しいかも知れませんが

もし来て頂けるのならば
メルマガや動画では伝えられない事を
沢山伝えたいなと思います。

「ギター講師に必要なスキル」
「音楽の仕事を取るスキル」
「自分を営業するスキル」

初回はそういった事にフォーカスして
話が出来れば嬉しいなと思いました。

「面白そうじゃないか!!
行ったろやないかい!!」

という心優しき方がいらっしゃいましたら
とりあえずメールをしてみて下さい。

何かが起きるかも。


というわけでお知らせでした。

ああ、なんだか長くなってしまった。
ホントは雑談書きたかったのに(笑)!!


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・本日のテーマ

今日覚えて頂きたいのは
「ダイアトニック・コード」という物です。

前回でダイアトニック・ノートについて
色々と細かに書きましたが
非常に面白くなかったですね(笑)。

今回からコードが登場するので
結構「ああ、こういう事か」と
実感をして頂きやすいかなと思います。

でも理論的に捉えられても
正直これといってメリットがないので
今回のメルマガは読まなくても
いいかも知れません。

「耳コピがうまくなりたい!!」
というだけの方は知らなくても大丈夫です。
次号お会いいたしましょう。

「理論的な事も知っておきたい!!」
という方は是非読んでみて下さい。

くれぐれも一度で全てを
理解しようとしないで下さいね。

前回も同じ事を言いましたが
0の状態から1度話を聞いただけで
100%理解が出来る話ではないです。


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・ダイアトニックコード

平たく言うと
「ダイアトニック・ノートから割り出した7つのコード」が
ダイアトニック・コードです。

前回のメルマガで

Key=Cだった場合
5弦の3,5,7,8,10,12,14フレットが
ダイアトニック・ノートになります

って話をしましたけれど、
「じゃぁこの7つの音を使って作れるコードは
なにがあるんだろかー。」って事で
実際に作ってみたコードがダイアトニック・コードです。

本題に入る前に
軽く外国語の勉強をしましょうか。


「ドレミファソラシド」ってあるじゃないですか。
学校の音楽の授業で習いましたよね。

実はコレ、イタリア語なんです。

正式に書くと
「Do Re Mi Fa Sol La Si」です。

「ソ」は正式には「ソル」と発音するんですが
なんとも違和感がありますね〜。

他にもドイツ語やフランス語、
もちろん日本語もあるのですが
今回は英語を使います。

何故かギターとかベースに関しては
英語を使うことが多いんですよね。
クラシック関係だとドイツ語が多いようです。

まぁそれはどうでもよく

英語で表記をすると
「ドレミファソラシド」という言葉は
「CDEFGABC」という表記になります。

慣れないとイタリア語と英語のリンクが
なかなか出来ないんですけれど
最初だけなので頑張って覚えて下さいね。


で、話を戻しましょう。

Key=Cだった場合、
5弦の3,5,7,8,10,12,14フレットが
ダイアトニック・ノートになると言いましたが

ギターでそれぞれのフレットを順番に弾くと
「ドレミファソラシ」という音が鳴ったと思います。

英語で書けば「CDEFGAB」。

コレをズラーッと並べて
一つ飛ばしで3つの音を抽出し、
和音、つまりコードにすればいいんです。
(「コード{chord}」は「和音」という意味です)

まるで数学のようですが
実際にちょっとやってみましょう。

まずダイアトニック・ノートをズラーッと並べる。

CDEFGAB CDEFGAB CDEFGAB CDEFGAB・・・・

で、まずCを起点として
一つ飛ばしで3つ音を構成します。

C D E F G ・・・・
と並んでいるので
CとEとGを使うんですね。

CEG、と言われても
全く実感が湧かないかも知れませんが
「ドミソ」、いわゆる「Cコード」です。

あなたが知っているCコードというフォームは
全て「CEG」の和音になっているんです。

コレはどんなポジションで同じ。
CとEとGの3つの音を使っていれば
どんなに音が高かろうが低かろうが
それは「Cコード」になるんです。


「?」が残るかも知れませんが
そのまま次も行ってみましょうか。

Cを起点とする和音は
「CEG」という事がわかったので
次はDを起点とする和音を探ります。

C D E F G A ・・・
とダイアトニック・ノートが並んでいるので
Dから一つ飛ばしで音を抽出します。

そうすると「DFA」という和音が出てきます。

これもオープンコードで弾こうが
バレーコードで弾こうが
DとFとAという3つの音から構成されていれば
それは「Dコード」になります。

こんな事を繰り返すと
以下の7つのコードが作れます。

CEG 「Cコード」

DFA 「Dmコード」

EGB 「Emコード」

FAC 「Fコード」

GBD 「Gコード」

ACE 「Amコード」

BDF 「Bdimコード」

この7つのコードこそが
今回のテーマ、ダイアトニック・コードです。

「Key=Cのダイアトニック・コード」です。


まとめましょう。

1.ダイアトニック・ノートを並べる

2.1つ飛ばしで3つ音を抽出する

3.それを7回繰り返す

4.ダイアトニック・コードがまとまる

という感じです。


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・練習問題

考えるより実際にやってみた方が早いです。
以下のKeyのダイアトニック・コードを
探してみて下さい。

全て前回のメルマガでの練習問題のKeyです。
この問題がそのまま前回のメルマガの答えになります。


(1)Key=F
ダイアトニック・ノート:
F G A B♭ C D E


(2)Key=A
ダイアトニック・ノート:
A B C# D E F# G #

(3)Key=B
ダイアトニック・ノート:
B C# D# E F# G# A#

どのコードにマイナーが付くのか。
今回がそれがポイントになります。
悩んで下さい(笑)。

答えはまた次回に。


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・ちなみに

今回「3つずつ音を抽出する」と言ってますが
本当のダイアトニック・コードは「4つずつ」です。

でも、4つずつやっているとテンションという言葉を
また覚えなければならないので
今回はすっ飛ばしています。

なので厳密に言うと
「なんちゃってダイアトニック」かも知れませんが
3和音でもコードの構成はそんなに変わらないので
とりあえず「この考え自体」に慣れて頂ければと思います。


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・次回予告と最後に

次回は「ディグリー」という概念が登場します。
以前ドミナントやトニックという話をしましたけれど
ここでようやくそれが生かされます。

そして「コードの耳コピ」に直結するので
いよいよ知識が実感に変わって
面白くなるトコロかなと思います。

なんだか近頃小難しい話ばかりで
「今はよくわかんないからいいや。」なんて
なってしまっている方もいらっしゃるかも知れませんが

基礎ってやっぱり大事です。

「コレを知っていたから俺は○○だ!!」なんて
意識する事はないんですけれど

「全く知らない」と「なんとなく知ってる」では全然違いますし、
50%くらいの理解でも全然OKなので
少しでも考えてみて欲しいですね。

今回も長くなりましたが
最後までありがとうございます。

話は戻るようですが
質問やご意見がありましたら
お気軽にメールして下さいね。

セミナーの問い合わせも大歓迎です。
まだやるかどうかわかりませんけど(笑)。

実物の瀧澤を見てガッカリする事間違いなし。
しょーもない入れ墨とか入ってるし。

ああ!!消したい!!
12年、時を戻せるならば
ワタシはワタシを張り倒す!!


まぁそういう事で。
ではでは!!


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発行者:瀧澤克成

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