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〜1ヶ月で脱初心者!!〜
現役ギター講師が教えるギター練習法!
■□■□■□■□■□第80号:毎週月・木曜日配信
2010.9.2
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:本日の目次:
0.しょーもない雑談
1.コードの雰囲気を掴む
2.僕自身の話(続き)
3.次回予告と最後に
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こんにちは、瀧澤です。
8月、終わってしまいましたね〜。
誰が許可したんでしょうか??
少なくとも自分はしてないのに。
ああ、もうすぐクリスマスが来るのか。
そしたらすぐに年が明けて
2011年、こんにちはってかぁ。
たまにふと思うんですけれど
今年が「平成22年」って
なんか笑えてしまうんですけれど
自分だけでしょうか??
どこかの社長さんのような口調で
「平成になって22年も経ったのかい??
がはは、そんなわけあるまい。
わたしは騙されんよ。
本当に22年だとしたら、
元年生まれは22歳になってしまうじゃないか、きみー。」
なんて思ってしまいます。
特に大学生の友達が
「俺??平成生まれっすよ。」
なんて言ってるのを聞くと
「ぐ、ばかなッッ!!」と思ってしまいます。
早く現実を受け止めろって話ですね(笑)。
時代を前向きにとらえられるように
精進いたします。
ひーかーりーのはやさであるけー。
ゴッドマーズ??
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・本日のテーマ
えーと、なんでしたっけ??
確かコードの話をしていたんですよね。
「鳴らした時に安定感のあるコード」を
探す、ということで
少しおさらいをすると、
(1)
F | G | C | C
Dm | G | C | C
このコード進行のなかで
「C」というコードは
「終わった、一休み、一段落」といった
「このまま終わっても自然に聞こえる」ような
安定感のある役割になります。
これを専門用語で言うと
「トニック」というコードになります。
「Cがトニック」という訳ではなく
「この曲においてはCがトニック」という事なので
勘違いをしないように気をつけて下さいね。
定義付けるならば
「安定感のあるコード=トニック」
といった具合です。
では次のようなコード進行の場合、
トニックはどのコードでしょうか。
(2)
G | A | D | D
Em | A | D | D
(3)
A | D | E | A
F#m | C#m | D | E
ここまでは前回のメルマガで
解説したものでしたね。
先に答えを言ってしまうと
2は「D」、3は「A」です。
その安定感が感じ取れるまで
何度も何度もコードを繰り返し
弾いてみて下さい。
コツとしては雰囲気や色とか
イメージで掴むのが大事です。
理屈で考えようとせずに
「フワッとする」とか
「キュンとする」とか
「なんかエロい」とかでも全然OKです。
この先、その雰囲気が掴めてないと
どんどんわからなくなってしまうので
まずはトニックの雰囲気を
感じ取れるようにしてくださいね。
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・コードの雰囲気を掴む
本当は今回でダイアトニック・コードという
もう少し深い話をしようと思ったのですが
とりあえず今回もまた同じように
コードの雰囲気を掴む練習を
してみようかなと思います。
次に感じ取って頂きたいのは
「ドミナント」というコードです。
トニックとドミナントの動きが
どんなコード進行でも大事です。
「ドミナントって何??」
という理屈はすっ飛ばして、
まずは次のコード進行を弾いてみて下さい。
F | G | C | C
Dm | G | C | C
注聴したいのがGの時の雰囲気。
「窮屈な感じ」、「中途半端」
「このままでは終われない」、
どんな言葉やイメージでもいいので
Gの音を聞いたときの感情を
しっかりと意識してみて下さい。
例えば、6小節目のGで終わると
なんとも中途半端な感じになると思います。
ライブで最後の曲において
ボーカルの人が最後のMCをしている様な
そんなイメージが自分はあります(笑)。
そしてMCが終わったらCで終わる。
みたいな??
まぁとにかくこの「次のコードが欲しい!!」みたいな
中途半端な感じがわかればOKです。
そしてGの後にCが来たときの安定感。
スッキリした感じがありませんか??
この「G」が「ドミナント」です。
G7にするともっと強烈になります。
音楽用語で
ドミナントの時の半端な感じを「緊張」、
トニックの時のスッキリ感を「解決」、
といった言い方をするのですが
何度もコードを聞いていれば
なんとなく掴めてくると思います。
下記に例題をいくつか書いておきますので
それぞれドミナントとトニックがどれかを
時間があったら考えてみて下さいね。
(1)
C | G | Am | Em
F | C | Dm | G
(2)
D | E | A | F#m
D | C#m | D | E
(3)
C | D | Bm | E7
C | Cm | D | D
3はちょっといじわるをしてます(笑)。
トニックが進行中に出て来ないので
探してみて下さいね。
それぞれの答えは巻末に
URLを張っておきます。
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・僕自身の話(続き)
前回の冒頭で少し話をしましたが
自分はギターを始めた時から
このコードの雰囲気というのを
感じる癖がついていました。
なので「トニック」とか「ドミナント」とか
そんな言葉は知りませんでしたが
コードの聞き分けは自然と出来ていたんです。
その聞き分けがしっかりしてくると
聞くだけでコードの耳コピは出来るようになります。
このスキルはギターを始めてから
半年も経たない位から身についていました。
CDやテレビ、ラジオや有線放送、
耳にする曲のコードは全て
聞くだけで大体コードがわかりました。
ただし絶対音感を持っていなくて
また、ディグリーやドミナントとか
そういった言葉は知らないので
曲を聞いたときに
「KeyがCだったら今G」とか
「KeyがCだったら今Dm」とか
そういう言い方をしていました。
曲を聴いてギターを弾く前から
ある程度見当はついているので
コピーするのが凄い楽です。
是非このスキルを身につけて下さい。
「そうは言っても難しいんじゃないの??」
「そんな簡単に出来る事じゃないでしょ。」
そう思うかも知れませんが
全然そんな事はないと思います。
今回「ドミナント」の話をしましたが
「トニック」と「ドミナント」、
この2つの聞き分けがしっかり出来れば
「コードの雰囲気を感じ取る」という
本質的なスキルが身についている証拠です。
あとはそれを応用させれば
他のコードも聞き取れるようになるので
まずはここまでしっかり頑張って頂きたいですね。
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・次回予告と最後に
というわけでいかがでしたか??
今回の「コードってややこしや」特集。
面倒に感じてしまうかも知れませんが
しっかり理解が出来ると結構楽しいですよ。
耳に入ってくる全ての音楽が
コードで見えてくるんです。
だから何??って言われると困りますが(笑)。
次回はもう少し深いトコロで
「ダイアトニック・コード」という物について
話をしてみたいと思います。
それまでに是非「トニック」と「ドミナント」、
この2つの聞き分けが出来るように
何度も繰り返し練習してみて下さいね。
それでは!!
先ほどの答えはコチラ。
http://takizawaguitar.com/mail/chordanswer.html
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発行者:瀧澤克成
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