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〜1ヶ月で脱初心者!!〜
現役ギター講師が教えるギター練習法!

■□■□■□■□■□第77号:毎週月・木曜日配信
2010.8.23
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:本日の目次:
0.しょーもない雑談
1.ピッキングの動作
2.真似をする
3.次回予告と最後に
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こんにちは、瀧澤です。
先週のお盆の時期、
どこか行かれたりしましたか??

生徒さんでも実家に帰ったり、
沖縄に旅行に行ったり、
海外へ旅行に行ったりした人が
本当に多かったみたいです。

自分も先週2日間休みがあったのですが
どーも外に出る気になれず、
家の近くの歩いて行ける銭湯で
のんびり過ごしてました。

昼に行って、サウナ入って水風呂入って
軽食所でビール飲みながら食べて
夕方になったらまた風呂入って、
ビール飲んで・・・、みたいな(笑)。

お盆のピークは外れてたと思うのに
人はいつもより沢山いて、
ホント日本人ってお風呂好きなんだなぁと
しみじみ感じてしまいました。

お風呂っていいですよねぇ。


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・今回のテーマ

というわけで今回のテーマは
「ピッキング」です。

動画での解説は木曜日にやるとして
今回はピッキングとはどういう動作なのか、
という理屈っぽい話をしてみたいと思います。

敵を知れば・・・って奴ですかね。
いや、ピッキングは敵じゃないか。
まぁ何にしても百戦危うからずな訳です。


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・ピッキングの動作

細かく細かく言えば色々あるのですが
自分が思うにピッキングに必要な動きは
大きく分けて以下の3つがあると思います。

1.肘からの動き
2.手首からの動き
3.指の動き

ってな具合でしょうか。

簡単にまとめると
ストロークとかカッティングとか
大振りなピッキングをする時は
肘と手首を使って

ブリッジミュートとか早弾きとか
細かい動きをする時は
指の動きを使う、という具合でしょうか。

肘からピッキングをすると
動きが大きくて素早く、
歯切れの良いカッティングなんかに
最適なサウンドが得やすくなると思います。

逆に指の動きを大事にすると
細かいピッキングのニュアンスが
出しやすくなります。


それぞれ3つの動きは常に
ミックスされていて、
そのミックスぶりは人それぞれです。

指を全く使わない人もいるし、
逆に肘の動きが極端に少ない人もいます。

これはなにが良い、なにが悪いとか
そういう話じゃなくて
「色んなフォームが存在する」という事。

手っ取り早いのは
片っ端から真似してみて
しっくり来るフォームを探す、に尽きます。


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・真似をする

何度も言うようですが手っ取り早いのは
「まず真似してみること」。

YouTubeでもDVDでも
「この人みたいなサウンド出したいなぁ。」って思ったら
自分の前に鏡を置いて
その人のフォームを真似してみて下さい。

絶対に何かしらの発見があるはずです。

ステップに分けるとしたら

1.真似したいアーティストの動画を探す

2.右手の前に鏡を用意する

3.まず静止画にしてピックの持ち方を真似する

4.ある程度形が出来上がったら再生をして
肘、手首、指、どの辺を使ってピックを動かしているのか
それをよーく観察する

5.その動きを鏡で確認しながら真似してみる


ポイントとしては
部分的にやった方がいい、という事でしょうか。

一人のギタリストでも
曲の場面によってピッキングを
無意識の内に使い分けています。

「このフレーズに決めた!!」と思ったら
その同じフレーズ内でのフォームを
真似してみるようにして下さい。

じゃないと
「あれ、さっきこうだったのに。」とか
「なんかどのフォームが
いいのかわからなくなってきた。」
なんて事になってしまいます。

是非やってみて下さい。
自分のピッキングに不安がある人ほど
発見があると思います。

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・ピッキングフォームの正解

まぁハッキリ言って正解はないです。
十人いれば十人のフォームがあるんです。

クラシックギターになると
「このフォーム!!」みたいなセオリーが
あるんですけれど
エレキギターにはそういったセオリーは
ありません。

なんでか、というと
これは僕の一つの意見なのですが

単純にエレキギターの歴史が
浅いからだと思います。

クラシックギターのルーツは
根本まで探ると
古代エジプトとかメソポタミアとか
その辺の話まで遡ってしまいます。

一方、エレキギターが誕生したのは
ここ数十年の話。

レオ・フェンダーがブロードキャスターを
発表したのが1948年の出来事なので
まぁここ6〜70年の話な訳です。

しかも進化が著しい!!
ギター本体はさほど変わっていないのですが
エフェクターや奏法、テクニック等、
常に新しい物が生み出されていって
「これが正解!!」なんて確立できんがな!!

という感じなのではないでしょうか。

あと200年くらいしたら
エレキギターにも「正解」となる
セオリーが生まれているかも知れませんね。


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・次回予告と最後に

という訳でいかがでしたでしょうか??
今回の「割と真面目に書いちゃったね」特集。

初めてのエレキギターは
1936年だったとか色々説はありますが
まぁその後の功績を鑑みるに
レオ・フェンダーさんの存在が
エレキギターの元祖としてもいいのでは、
なんて思っちゃったりします。


次回のメルマガではまた動画付で
僕自身のピッキングを紹介します。

これもあくまで「一個人としての正解」な訳ですから
あまり鵜呑みにする事なく、
参考にしていただければなぁと思います。

それでは今回も最後まで
ありがとうございました。

お腹が空いたのでご飯を食べます。
何を食べようかしら。

うふふ。


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発行者:瀧澤克成

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