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〜1ヶ月で脱初心者!!〜
現役ギター講師が教えるギター練習法!

■□■□■□■□■□第43号:毎週月・水・金曜日配信
2010.4.30
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:本日の目次:
0.しょーもない雑談
1.マルチのメリット・デメリット
2.ZOOMっぷり
3.次回予告と最後に
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こんにちは、瀧澤です。

気が付けば5月も目前になり、
連休に突入した人も多いかと思います。

皆さんいかがお過ごしですか??

自分も3日間ほど連休が作れたので
「よしゃー!!なんかしたろかいー!!」
なんて意気込んでたのですが

「あ、そういや明日から休みじゃね??」
って感じで気が付けばお休みに入っていて
何も出来ないまま終わってしまいそうです(笑)。

計画性って大事ですねぇ・・・。

とりあえず今日がお休みの最後なので
コレを書いたら海にでも行ってきます(笑)。

うーみーはーひろいーぜ、っとくらぁ。


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・マルチエフェクター

というわけで今回は
マルチエフェクターに関してです。

マルチエフェクターとはその名の通り、
いくつものエフェクターが入った機材です。

マルチに対するエフェクターは
「コンパクトエフェクター」という言い方をするのですが
イメージ的にはこのコンパクトエフェクターが
いっぱい詰まってるような感じです。

コンパクトエフェクターの値段は
大体8000〜2万円くらい。

もっと高いのもあれば安いのもありますが
大体現実的な価格はそのくらいでしょう。

そしてコンパクトエフェクターは
機能が単体でしか搭載されてません。

例えばオーバードライブなら
オーバードライブの音しか出ないし、
ディストーションの音しか出ません。

しかし!!

マルチなら1〜3万円くらいで
何十種類ものエフェクトが使えるのです。

こいつぁ便利。

もっと安いマルチも高いマルチもありますが
大体このくらいの価格が現実的ですね。

それでは箇条書きにして
メリットとデメリットを考えてみましょう。


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・マルチのメリット

1.とにかくエフェクトが沢山入ってる

歪み各種はもちろんコーラスやフランジャー、
ディレイ、リバーブ、トレモロ、コンプなど
べダルと組み合わせればワウペダルや
ボリュームペダルの役割も担うので
凄くこの価値は高いと思います。

2.エフェクトのパラメータを覚えられる

エフェクトが沢山入っているので
自然とそれぞれの役割やいじり方、
使い方が覚えられます。

3.安い

単純にコンパクトを10台買えば
10万円くらいはしてしまいますけれど
マルチの場合は何十種類というエフェクトが
入っていると考えれば
かなりコストパフォーマンスは良いです。


・デメリット

1.使いにくい(というかとっつきにくい)

多機能なのは凄くいいのですが
逆に多機能すぎて初心者の方には特に
敷居が高いように感じてしまうかも知れません。

扱い方がわからないと
結局機能をうまく使いこなせないので
勿体ない事になってしまいかねないです。


2.音色がデジタルくさい

これはもうしょうがないのですが
コンパクトに比べると音質が若干
デジタルくさくなってしまいます。

コンパクトの場合はアナログ回路になっていて
簡単に言うと基盤が1枚あり、
それに中学の技術の時間で使ったような
抵抗とかコンデンサとかを乗っけて
音を加工しているんです。

マルチでそれを全てやっていると
図体も大きくなってしまいますし、
何しろ値段が高くなってしまいます。

なのでマルチではICチップみたいな
集積回路を用いて、アナログ回路を
「シュミレート」しているんです。

これがデジタルくさい、といわれる所以。


3.フレキシブルさにかける、操作性が劣る

例えばライブでマルチを使う場合。

使うアンプによってエフェクトを
調整しなければならない場面が多々あるのですが
家で作ってきたパッチをそのまま使える事は
ほとんど無いと思います。

ライブハウスに置いてある
アンプに合わせて音作りをしなきゃいけないんです。

これはマルチに限らずなんでもそうです。

コンパクトだとずらっと並べて
一つ一つ鳴らしてチェックして
ツマミをいじくって・・って感じで
結構楽チンに出来るんですけれど

マルチの場合は細かい調整をする時に
パッチ呼び出してパラメータ選んで
微調整して、アンプも微調整して、
完成したらパッチをセーブして、
また別のパッチを呼び出して・・・

って感じでやるのは結構面倒くさいです。

フレキシブルに対応出来るとは
ちょっと言いがたいですね。


・とはいっても

それらのデメリットを補って
余りあるほどの魅力はあるので
是非興味がある方は試してみて欲しいです。

デジタル臭い、といっても
最近の技術の進歩はハンパ無くて
かなりアナログ感あるサウンドが
出せるマルチが沢山出てきてます。

僕がゴリ押ししているG2.1Nuも
かなりアナログみたいな
ウォームな音が出ます。

もちろんゼロって訳じゃないですけれど
コストパフォーマンスや手軽さを考えたら
全然苦にならない程度の物です。

昨日YouTubeにパッチの紹介動画を
UPしましたので、是非そちらでも
「おー、こんな色んな音が出るのか〜。」
と実感してみて下さいね。


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・ZOOMっぷり

ずっとマルチエフェクターといえば
ラック・タイプのエフェクターが主流でした。

こんなにコンパクトになったのは
ホントここ10〜15年くらいの話だと思います。

デジタル技術がまだ進化しきってなくて
マルチといえばラック・タイプ。

わかりますかね??
ラックエフェクト。

まぁ図体がでかくて重くて
持ち運びがクソ面倒くさいやつなんですけど。

一時期ラック指向の波があったみたいで
スーツケースみたいなラックケースに
いくつもラックを詰め込んで

何十キロもあるキャリーをコロコロ転がし
ライブハウスを転々とするバンドさんが
本当に多かったみたいなのですが

技術も進歩してどんどん小型化してしまい、
ラック・タイプのエフェクトを使ってる人は
あんまり見なくなってしまいましたね。

そんな小型化の大きな一歩になったのは
1990年にZOOMから発売された「9002」。

ストラップにつけられる仕様になっていて
当時は本当に衝撃的だったみたいです。

ワタシはその頃7歳なので
全然リアルタイムの事はわかりませんけれど(笑)。

でもお値段はめちゃ高くて
定価が4万以上したみたいです。

まぁラックエフェクトも数万するのが
当たり前の時代だったので
割と妥当な価格だったのかもしれません。

もう20年経った今、
技術は更に進歩して
お値段も半分以下ですからね。

時代に感謝せねば、って感じですよ。
こんなに高機能で高性能なエフェクトが
1万5000円位で買えちゃうんだから。

良い時代になったもんですなぁ。
ありがたく使わせてもらわなきゃ。

(参考資料:ZOOM9002)
http://www.zoom.co.jp/japanese/history/02.php

ちなみにこの9002、
今ウチのお店に中古で入ってきてます。

興味がある方、いらっしゃいませんか〜!!

確か5000円くらいだったような。
希少価値はかなり高いかと。


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・次回予告と最後に

というわけでいかがでしたか??
今回の「どうしてもZOOMが好きなんです」特集。

何度も何度も言いますが

G2.1Nu、いいですよ。


そしてこれも何度も言いますが

お買い求めの際は是非当店で(笑)。


お値引きはあんまり出来ないのですが
ACアダプターを付属しますので
なにとぞ!!なにとぞ!!

アマゾンさんとかサウンドハウスさんとか
無店舗販売に値段で対抗出来るわけが
ねーっていう話ですよ。

ムリムリ。

なんかオマケがあればいいのかな。
僕が「G2.1Nuでの音作り講座」みたいな
1時間くらいの動画のCDとかつけるって言ったら
誰か買ってくれたりしますか(笑)??


とりあえず次回は
フィンガーピッキングに関して
取り上げようかなと思ってます。

アルペジオと言えばいいかな??

指で弾く場合のトレーニングや
醍醐味を書こうかなと思ってますので
楽しみにしていてくださいね。


なんとなく秋葉原でも行ってこようかな。
メイド喫茶ってまだ行った事ないのよね。

ではでは。


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発行者:瀧澤克成

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