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〜1ヶ月で脱初心者!!〜
現役ギター講師が教えるギター練習法!

■□■□■□■□■□第41号:毎週月・水・金曜日配信
2010.4.26
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:本日の目次:
0.しょーもない雑談
1.ライブ
2.審査
3.お金のあれこれ
4.次回予告と最後に
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こんにちは、瀧澤です。
突然ですけれど、
昨日泣いてしまいました。

近頃週に1回、少し時間を作って
映画をちょくちょく観てるんですよ。

で、昨日借りて観てみたのが

クレヨンしんちゃんの映画、
「嵐を呼ぶオトナ帝国の逆襲」。

もともとこのアニメは
決して嫌いではないけれど
品がなくて小さい頃から
あまり好きではありませんでした。

ですがこれは本当に良い映画です。


多分、ですけれど

奥さんがいて、お子さんがいて、
家族がいらっしゃる方は
絶対に楽しめると思います。

前半はいつもの下らないノリが多くて
ちょっと楽しめないかも知れませんが
後半がホント感動的です。

自分はまだ奥さんもいなければ
子供もいませんが
お父さんの回想シーンで
涙をこぼしてしまいました。

あの回想シーンが
もっと自分と重ねられる物だったら
多分もっと号泣していたかも知れません。

自分も家族を持つ身分になれたら
もう1度観てみようと思います。


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・ライブの話

ではでは、辛気臭い話から
入ってしまいましたが
気を取り直して・・・・(笑)。

今日は「ライブ」への手順です。

中学生、高校生、大学生の方で
「ライブハウスとかでライブしてみたいけれど
どうすればいいのかわからない。」

とか

「わからない事が多すぎて
興味はあるけれど一歩を踏み出せない。」

という方へ向けて書きますね。

以下は全て「ライブハウス」に
限っての話です。

ラウンジとかホールとかになると
またシステムが変わってくるので
お気をつけあそばせ。


人前で演奏するのは
自分のスキルアップにも必ず役に立ちますし、
何しろ楽しいものですよ!!

へこむ時もあるけど(笑)。


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・ライブの種類

ライブハウスの場合、
大きく分けて2種類。

「ブッキングライブ」と
「企画ライブ」です。

今回はブッキングについて
解説をしますね。

企画ライブはまた今度。


ライブハウスには必ず
ブッキングマネージャーという方がいて
その人がバンドを組み合わせて
ライブを作るんです。

例えばあなたが
「自分達は高校生で、
アジカンみたいなロックをやってます。
6月の下旬くらいにライブしたいのですが
どこか組んでいただけませんか??」
ってあらかじめ話をしておくと、

「6月○日のライブで
こういうバンド、こういうバンドが
出演する予定です。
もし都合がよかったら
この辺とかどうですか??」

って話をしてもらえるわけです。

メンバーと都合つけたり、
対バン(一緒にライブする人)の人が
どんな人たちなのかを聞いてみたり、
良さそうだなと思ったらOKを出して
出演が決まるわけです。


そしてブッキングマネージャーに
自分のバンドがどういうバンドなのかを
あらかじめ知っておいてもらわなきゃ
いけないんです。

そのために「審査」がある
ライブハウスも少なくありません。


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・審査

まずバンドを結成して
ある程度バンドが固まってきたら
ライブハウスへデモテープを送るか
もしくは直接電話してみましょう。

「ブッキングライブに出たいんですけれど
何か必要なものはありますか??」

そう聞けば向こうも仕事ですから
何が必要なのかはもちろん、
あなたのバンドのジャンルや、年齢層、
具体的にいつごろのライブに出たいのかを
色々聞いてくれると思います。


そして大抵はデモテープを
直接持っていくか郵送をして
マネージャーに聞いてもらう訳ですね。

ライブハウスによっては
この審査で出演を断られる事もあります。

逆に「審査がない」事を売りにしてる
ライブハウスも結構あります。

審査の判断はマネージャーが大抵しますし、
通ったとしてもライブを組むのは
マネージャーです。

ちゃんと良いライブを組んでもらえるように
しっかりと丁寧な態度で接してくださいね。


ちなみにデモテープは、
自分達のバンドの音を録音したもの。

レコーディングしなくても
普段のスタジオの風景を録音すれば
大抵はOKだと思います。


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・お金

「ライブするのに
どのくらいお金がかかるの??」

って思う人もいるかも知れませんね。
もしかしたらコレが一番多いかも。


まぁ当たり前ですが
コレはライブハウスによりけりです。

「ノルマ」という形で
自分達に支払い義務が発生するわけですが

例えば「2000円×15枚」の場合。

1枚2000円の今回のライブチケットを
15人に売った時の金額を
ライブ当日の清算でライブハウスへ支払います。

なので具体的に言えば
「30000円」です。

「高!!」って思うかもしれませんが
そのノルマを減らしていくのがバンドの仕事です。

2000円のチケットを15人の人に売れば
自分達はライブをして
特にお金を払ったりする必要がないんです。

また、額面は2000円ですけれど
割引に関しては大抵自由なので
少し自腹を切るつもりで
1500円で販売してもOKな訳です。

この辺はバンドマネージメントの
腕の見せ所ですね。


額面通りに売って、16人目のチケットからは
バンドへバック、つまりギャランティが発生します。

バックは額面の50〜70%が相場だと思います。

ノルマ以降のバックが70%で、
「2000円×15枚」のノルマのライブで
額面どおりにチケットを売って
30人お客さんを呼んだとする。

そうすればこの日のバンドのギャラは
「21000円」です。

ライブをやってお客さんが呼べれば
こんな感じでギャランティがもらえるんです。

けれど、実際はこんな黒字ライブは
なかなか実現出来なくて
最初の頃はどうしても赤字ライブになると思います。

気をつけて欲しいのは
「赤字ライブ」を当たり前だと受け止めて
「黒字ライブ」にする努力を怠る事です。

もちろん趣味の範囲で
「俺はバンドなんて完全に趣味だし、
お客さんが1人も呼べなくても
お金がかかっても全く問題がないよ。」
なんて人はそれでいいのですが

少しでも本気でバンドをやっているのならば
どうすれば黒字ライブに出来るのかは
絶対に考えなければいけないと思います。

「お客さんが沢山来る」=「人気がある」
「人気がある」=「バンドが更に成長する」
「バンドが更に成長する」=「黒字ライブができる」

全てはイコールで繋がっているんです。

2000円払って来てくれたお客さんに
「楽しかったな。また来ようかな。」って
思ってもらわなければいけないんですよね。

そのためには2000円の価値がある
ライブにしなければいけない。

本番の演奏はもちろん、駅まで迎えに行ってあげたり
ライブが終わったら話をしたり、
打ち上げがあるなら楽しませてあげたり、

演奏以外でもお客さんに価値を
感じてもらわなければいけないんです。

「うわ、めんどくせー!!」ってなるかも知れませんが
個人的にはこの辺がアマチュアバンドの
一番楽しいトコロだと思います。


最初は誰でもライブをやったら
大抵赤字ライブになります。

けれどバンドで頑張りたいのなら、
少しでもいいバンドを作りたいのなら、
是非「黒字ライブ」を目指しましょう。

頑張って下さい。


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・次回予告と最後に

というわけで最後は堅苦しく
色々と語ってしまいましたが
是非みなさんの初めてのライブの
きっかけになってくれれば幸いです。

そしてクレヨンしんちゃん観てください(笑)。


次回のテーマは
「マルチエフェクター」です。

先日G2.1Nuの動画を
YouTubeにUPしましたけれど
時間があればYouTubeと連動して
マルチエフェクターのメリット・デメリットを
書いてみたいと思います。


G2.1Nuお買い上げの際は
是非アフタービートで(笑)!!

値引きは出来ないんですけれど
ACアダプター、付いてきますよ!!

ではでは、また水曜日に!!


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発行者:瀧澤克成

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