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〜1ヶ月で脱初心者!!〜
現役ギター講師が教えるギター練習法!

■□■□■□■□■□第29号:毎週月・水・金曜日配信
2010.3.19

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:本日の目次:
0.しょーもない雑談
1.ギターでよく使う記号
2.次回予告とワタシの悩み
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こんにちは、瀧澤です。
YouTubeに2本追加したので
お暇がありましたら見て下さいね〜。

MTRをゴリ押ししております(笑)。
http://youtube.com/afterbeatguitar


今回、また譜面の話をしようと
思っていたのですが
ちょっと予定を変更します。

と、いうのも

譜面の話を1からやっていくと
普通に数ヶ月は使ってしまうので
今回は記号の話だけしようと思います。

「えー、じゃぁ音符とかの話は
もう終わり〜??」

と、残念に感じてくださる方も
いてくださるかと思いましたので
譜面に関しては別で
新しくメルマガを書くことにしました。

今着々と新メルマガの準備をしていますので
楽しみにして頂ければと思います。

今回はギターの譜面で使う
13個の「記号」だけ紹介をしますね!!

結構それだけでも
「あー!!そういう事だったのね!!」
なんて納得いく人もいるのでは??
と勝手に思っています。

「もうそんなん知ってるよ」
っていう方も
確認の意味も含めて要チェケラ!!


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・ギターによく使われる記号

ギターのTAB譜で
よく出てくる大事な13個の
記号を紹介します。


1.ハンマリング・オン
記号「H」

これはかなり基本ですね。
例えば3フレットから5フレットに
ハンマリング、といったら

3フレットをピッキングして
指を叩きつけるように5フレットを押さえ、
5フレットはピッキングせずに
音を出すテクニックの一つです。

3→5→7、という具合に
ハンマリングが連続する時もありますが
しっかりとハンマーの様に指を叩きつけて
ハッキリとした音を出しましょう。

そりゃもうネックをぶち折るくらいに。


2.プリング・オフ
記号「P」

ハンマリングの逆のパターンですね。

例えば5フレットから3フレットに
プリングをする場合は

5フレットをピッキングして
5フレットを押さえている指を
ずらすように、引っかくように離し、
ピッキングせずに3フレットの音を
出すテクニックです。

コレも
7→5→3、という具合に
連続する時があります。

慣れないと音が鳴りにくいので
憎いあんちきしょうの
顔を引っ掻く気持ちでどうぞ。


3.トリル
記号「tr.」

ハンマリングとプリングを
ひたすら交互にやるテクニックです。

例えば3弦の
3フレットと5フレットをトリルする場合、

一生懸命プリングとハンマリングを
繰り返すわけです。

繰り返しているうちに
音がだんだん小さくなってしまう人は
要注意。

しっかりとした音をキープできるように
練習をしましょう!!


4.スライド
記号「s」

左手の指を滑らせるようにずらして
音をずらすテクニックです。

3フレットから5へスライドするならば
3をピッキングした後に、
3を押さえている指を5までずらします。

5に行くときはピッキングしません。
これポイント。

指がちゃんと弦を押さえたまま
ずらす事が出来ないと
途中で音が途切れてしまいますので
お気をつけあそばせ。

3から5、という様に
音程が上に上がるスライドもあれば
5から3、という具合に
音程が下がっていくスライドもあります。

これも音が鳴りにくいので
指にサラダ油を塗ると良いって
ウチの猫が言ってました。

嘘です。
ていうか猫飼ってないし。


5.グリッサンド
記号「g」または「gliss」

スライドとかなり似ているのですが
違いは「着地点」もしくは「開始点」、
あるいはその両方が
「明確にされていない時」は
グリッサンドになります。

ニュアンスとしてはスライドと
ほぼ同じなんですけれどね。

下の方のどっからでもいいので
5フレットにグリッサンドしてね、とか

上の方のどこからでもいいので
3フレットにグリッサンドしてね、
みたいな感じです。

「別にどこでもいいので
上がって下がってギュイーンってしてね」
というグリッサンドもあります。


6.チョーキング
記号「cho」

通常のチョーキングは
1音分の音程を上げます。

例えば3フレットをチョーキングするならば
普通に5フレットを弾いたときの音程に
合わせないといかんのです。

何指でも構わないので
3フレットを押さえたら
「ぃよいしょー!!」って持ち上げて
5フレットと同じ音程まで持って行きます。

慣れないと結構力入れないと
そこまで行かないと思います。

ポイントは「指の力だけで持ち上げない」事です。

もちろん指の力も大事ですが
それよりも手首の捻りを
うまく使うイメージですね。

そして2フレット上の音程に
ピッタリ合わせるのが
これまた難しいんだよね。

まずはある程度でいいので
2フレット上の音に近いかどうか
ちゃんと確認をしてくださいな。

ちなみに

日本ではチョーキングですが
海外だとベンドって言います。

うん、どーでもいいですね。


7.ハーフ・チョーキング
記号「H.C」

チョーキングの半分です。
つまり1フレット上の音を出します。

3フレットをハーフチョークするなら
4フレットと同じ音程を出すわけですね。

これまた難しいんですよね。
しっかりとした音程をキープできるように
頑張って習得して下さいね。



8.クォーター・チョーキング
記号「Q.C」

チョーキングの4分の1ですので
すんごいちょっとだけ
チョーキングをするテクニックです。

もうほぼニュアンスの粋なので
クォーターに関しては
ピッタリの音程は気にしなくても
いいと思います。

なんとなーく上げとけば
いいんじゃないでしょか??

「そんな細かい事気にしてたら
生きていけないぜ」って
どこかのギター講師がいつも言っています。

絶対に俺じゃないです。

ネヴァー。


9.チョーク・ダウン
記号「D」

チョーキングした状態から
下げる時に使われる記号です。

なので必ずチョーキングとセットで
出てきます。

チョーキングした指を
元に戻せばいいだけですね。
難しくはないテクニックです。


10.チョーク・アップ
記号「U」

普通チョーキングする時は
譜面には2つ音が書かれます。

「55」と5フレットが2つ出たならば
1つめの5でピッキングをして
2つめの5はチョーキングをする、と。

普通はピッキングしてから
弦を持ち上げて音程を上げます。

けれどチョーク・アップの場合は
もう弦を持ち上げた状態で
ピッキングをします。

まぁなんでそんな事するのかというと
完全にニュアンスの話なので
「そうしたい時があるから」です(笑)。

ちょっと試してみて下さい。

ポジションは何処でもいいので

ピッキングして、チョーキングして、
戻して、というニュアンスと

チョーキングした状態でピッキングして
戻して、というニュアンス。

若干違うのがわかりますかね??


11.ブラッシング
記号「×」

左手で弦を軽く触った状態で
ピッキングをすると
「チャッ」という音程のない音がします。

これがブラッシング音です。

このブラッシングをうまく使ったのが
「カッティング」というスタイルなのですが
ほぼ同じ意味で捉えちゃっても
構わないと思います。

そして何弦をブラッシングするのかは
細かく譜面に書かれる事は少ないです。

大きく分ければ
全ての弦をブラッシングする
「コードカッティング」というのと、

1本、または2本くらいの弦を
ブラッシングする
「単音カッティング」というスタイルに
分けられます。

まぁその辺は明確な基準や
決まりはないので
曲に合わせて使い分ければ
いいかなぁ、なんて思います。


12.タッピング(ライトハンド)
記号「↓」

右手でハンマリングする奏法を
ライトハンドとかタッピングというのですが、
譜面では右手で弾くところを
「↓」のマークが付いています。

なのでその「↓」が付いている音符は
右手の人差し指、もしくは中指で
タッピングをすればOKです。

ハンマリングとプリングを
組み合わせる事が多いので
しっかりと音を出せるように
するといいですね。


13.アクセント
記号「>」

音符(数字)の上にコレが書いてあったら
「この音だけ強く弾いてね!!」
という意味です。

ちょっと気持ち強めに
弾いてあげましょう。


似たような記号で
「クレッシェンド」というのがありますが
「>」がもっと横に長くなったような記号です。

「だんだん強く」という意味ですので
だんだんと強いピッキングにしていけば
OKです!!


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・次回予告と最後に

13個の記号を解説しただけなのに
もうこんなに長くなってしまった。

その新しい譜面のメルマガとやらは
全部で10回くらいで終わる内容に
しようと思っているのですが
本当に10回で終わるのかな。

「譜面の事詳しく聞きたいです!!」
というメールをいくつか頂いてますので
そんな方はもうしばらくお待ちくださいませ。

完成した時はメルマガにて
お知らせさせて頂きます。


次回のメルマガは
珍しく「練習フレーズ」を
いくつか紹介しようと思っています。

楽譜ソフトのギタープロを買ったので
それを使いたいだけなんですけどね(笑)。

pdfでダウンロードして印刷して、
練習できる内容にするので
よかったらプリンターを用意して
待っていてくださいね〜。

それでは、また月曜日に!!


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発行者:瀧澤克成

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