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〜1ヶ月で脱初心者!!〜
現役ギター講師が教えるギター練習法!

―――――――――――第1号:毎週月・木曜日配信



こんにちは、瀧澤です。

今後は月曜日と木曜日の
週に2回の配信にさせて頂きます。

必ず皆さんのタメになる情報を
お送りしていきますので
今後ともよろしくお願いしますね!!


今回のテーマはズバリ、
「チューニング」です。


・そもそもチューニングってなんだろう


YouTubeやmixiなどで
「チューニングの仕方がわかりません」
という声を本当によく聞きます。

実際に教室に来る生徒さんも
同じ悩みを抱えている人が少なくありません。


そこで今回はチューニングとは何か、
またチューニングの方法も複数あるのですが
基本の「チューナーを使う方法」をご紹介します。


チューニングは日本語で言うと「調弦」といって
1〜6弦の音を正しい音程に調整する事です。

その正しい音程というのも
チューニングの種類によって複数あるのですが
決められた音程に合わせる、という行為が
「チューニング」という行為なんですね。

今回は一番一般的である
「レギュラーチューニング」というルールで
解説をしていきますね。

これ以上ゴタクを並べていると
「そんなん知ってるから早く教えろい!!」
なんて思われてしまいそうなので
ちゃっちゃと解説に移りたいと思います(笑)。


まず用意していただく物は2つ。

ギターとチューナーです。
エレキギターの場合は
シールドも1本必要になります。

そしてステップは全部で5つ。

1.チューナーの電源を入れる
2.チューナーに音を聞かせる
3.チューナーのアルファベットを確認する
4.細かなピッチを合わせる
5.それぞれ6本の弦で2〜4の手順を繰り返す

といった具合です。

それではそれぞれのステップの
細かな説明に移りたいのですが
その前に必ず覚えて欲しい事が1つあります。

それは弦と音名です。

1弦はE
2弦はB
3弦はG
4弦はD
5弦はA
6弦はE

このそれぞれの音名の並びは
必ず覚えて下さい。

覚えていない方は
すぐには覚えられないと思うので
メモを取るなどして必ず覚えてください。


それでは前置きが長くなりましたが
ステップの説明に入ります。


1.チューナーの電源を入れる

これはもう言わずもがなですね。
エレキギターの人はシールドも繋いで下さい。
当たり前ですが電池を入れるのをお忘れなく!!


2.チューナーに6弦の音を聞かせる

チューナーが正常に動作していれば
何かしらの反応を示すはずです。

針が動いたり、アルファベットが表示されたり
そういった何かしらの反応がなかった場合は
チューナーが音をうまく聞けていません。

マイクに近づいたり
エレキの場合はシールドをチェックしましょう。


3.チューナーのアルファベットを確認する

チューナーの機種によりますが
音を聞かせればチューナーは何かしらの
アルファベットを示すはずです。

まずはこのアルファベットを確認して
正しいアルファベットを表示させなければいけません。


どういう事か愚弟的に言うと、
例えば今鳴らしている6弦は
Eにという記号に合わせるべき弦です。

チューナーに音を聞かせて
「E」と表示されていればOKです。
次のステップに進んでください。

ですが問題はEと出なかった場合。

「F」とか「E♭」と表示されていたら
調整してあげる必要があります。


例えばDが表示されていたら
ペグというネジを回して
音を「上げて」あげると「E」になります。

逆に「F」と表示されていた時は
ペグを回して音を「下げて」あげると
「E」になるはずです。

基本的にアルファベット順に並んでいるので
CやDが表示されたら「上げる」、
FやGが表示されたら「下げる」、
という作業をします。

また、「♭(フラット)」という記号があるのですが
これがついていた場合
必ず外してあげる必要があります。

フラットは「半音下」という意味なので
ペグを回して音を「上げて」あげれば
外れます。

見落とさないようにしましょう。
「E」と「E♭」は別物です。


4.細かなピッチを合わせる

さて、ステップ3が長くなってしまいましたが(笑)
ここでは更に正確に音程を調整します。

皆さんがお持ちのチューナーによって
表示の仕方が違うのですが、

針やLEDが真ん中を示す位置に
違う色のLEDになってたり、
「±0」と書いてあったり記号が書いてあったり
そういったものがあるはずです。

アルファベットを合わせた時点で
この針が真ん中に来ている事は
少ないと思います。

ペグを回して音を上げ下げし、
針を真ん中の位置で合わせてあげましょう。

基本的に針が真ん中より左側にある時は
音が「少し低い状態」ですので
ペグを回して音を「上げて」ください。

真ん中よりも右側にある時は
その逆です。


ここまでくれば
6弦のチューニングは完了です。

あとは5弦から1弦まで、
6本すべての弦を同じような手順で
合わせてあげれば完了です。

ただし、それぞれ弦によって
目安にするアルファベットが違うので
それだけは気をつけてください。

先ほど紙に書いていただいたメモが
ここで生きます。

5弦は「A」に合わせる弦なので
まず「A」というアルファベットを
表示させてあげる。

そして細かなピッチを合わせる。

4弦は「D」なので・・・・

といった具合です。


慣れない内はチューニングするだけでも
10〜20分くらいかかってしまいます。

回しすぎて上げすぎたり、下げすぎたり、
うまく調整が出来なくて
とにかく時間がかかってしまうんですよね。

ですが慣れてくれば1分もかからないで
チューニングというのは出来るので
面倒くさがらずに何度もやってみてください。


・チューニングの頻度は??

最後に、チューニングの頻度について
お話をしてみたいと思います。

これはギターの種類や
状態によっても変わるのですが
毎日ギターを弾く前に
必ず1回はやってください。

ギターというのは非常に
不完全な楽器です。

音程が全く安定しない構造なんです。

強くピッキングしたり、
どこかにぶつけてしまったり、
温度や湿度が高くなったり、
それだけでチューニングが変わってしまいます。

ちなみに僕が愛用しているアコギは
エアコンをつけるとチューニングが激変します(笑)。


だから、という訳ではないですけれど
チューニングも容易に出来るように
工夫して作られています。

正しいチューニング方法と経験を積めば
いつでも正しいチューニングで演奏出来ます。

本当に最初は面倒くさいのですが
耳を鍛える意味もあるので
必ず毎日1回は行ってくださいね。


・最後に

というわけで今回は
チューニングについて解説をしてみました。

正直、わかりやすかったかどうかは
僕にはまったくわかりませんが
かなり考えて文章を書いています。

ですがやっぱり皆さんの意見が
一番参考になるので
是非是非ご意見を下さい。

「わかりづらかった所」
「もっと詳しく説明して欲しい所」
「今後取り上げて欲しい事」
「今自分が悩んでる事」

何でも構いませんので
お気軽にメッセージ下さい!!

恋愛相談でも全然OKです(笑)。

皆さんのタメになるようなお話を
これからも続けて行きたいので
「今後取り上げて欲しい事」は
特にお聞きしたいです。


それでは長い文章を最後まで
読んでくれてありがとうございます。
次は「チューナーの種類」を
取り上げる予定です。

チューナーって一言で言っても
色々なメーカーから沢山の機種が
発売されていますよね。

これらの特徴や用途、
僕のオススメチューナー等を
ご紹介していきたいと思います。

お楽しみに!!



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発行者:瀧澤克成

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